看護師にとってストレスは大敵であり、どんな働き方をしている人でも大きな悪影響を受けてしまうことになる。
看護師は働いている現場によって業務に違いはあるが、全般的に求められているのが高いコミュニケーション能力と業務への集中力である。
この2つについてはストレスの影響を大きく受けてクオリティーが低下してしまいやすい。
ストレスが大きいと、ついイライラした気分になってしまいがちで、相手の立場に立って話をすることができなくなってしまう。
そのため。コミュニケーションを円滑に進めるには大きな妨げになることは明らかだろう。
一方、イライラとしているのは何かいつも気になることがあって集中できない状況だということを示している。
ストレスの原因になっている問題が気にかかってしまって集中できず、細かな作業でミスをしてしまうリスクが高くなるのが問題だ。
特に新しいスキルを学んだときにいつまでも自分だけではできないという状況が続いてしまうことは多く、それが原因で余計にストレスを抱えてしまうことも珍しくない。
このような業務における悪影響もあるが、そもそも身体的にも不調を来たしてしまうケースもある。
ストレスはメンタルヘルスに悪影響を与えることはよく知られている。
それが過度になると体調にも影響があり、頭痛や腰痛、肩こりなどに悩まされるケースもあるのが実態だ。
あまりにも症状がひどいと仕事をするのが困難になるため、休みがちになってしまうこともあるので注意しよう。
また、ストレスが原因である日突然気力をなくしてしまう「燃え尽き症候群」に陥ってしまうケースもある。
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